それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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生まれ変わっても同じ生き方をしますか?

親友と後輩と母を亡くして
死というものが身近に感じ出したこの頃だから
ふと、こんな疑問が湧いてくることがある

私は、

生まれ変わっても同じ生き方をするだろうか?

その問いに、もう一人の自分は即こう返してきた。
とんでもない、
『次は、もっと自分らしく生きたいよ』

今までの人生は、

自分が勝つ事
自分が楽しいこと
自分が楽な事
に一生懸命だった。

確かに楽しいことも沢山あった。
仲間とはしゃいだり、羽目を外した
思い出も山ほどある。

一方で

こうあるべきだと自分を縛り付け、
人からどう思われるかを気にして
カッコ悪いこと、恥をかくことを
恐れて生きてきた

不安と屈辱で
眠れない夜を過ごし
あと一歩で人生を諦めようとしたことも
経験した。

家や財産も一度はすべて失った。

だから、いつも眉間に皺が寄り
肩には力が入っていた

もちろん

自分の為に戦って、
勝ったら素直に嬉しいし
成功したら気分がいい

それまでの我慢や努力は一瞬、報われる
しかし、またすぐ新たな戦いが始まる。

常に何かに追いかけられながら、
息が詰まりそうになりながら、
走り続けているような気分だった。

だから、今はこう思うようになった。
次、生まれ変わったら

誰かを喜ばせる生き方をしたいものだ

主語が自分から誰か、に移った時、
今までなかった
腹の底からの湧き出るエネルギーを
感じることがある。

今までなかった
プライドが自分を支配しているのがわかる

今まで生まれなかった
アイデアが降りてくることがある

今まですぐに疲れてたのに
意外とタフな自分に気が付く

きっと

人間とはだれかに喜んでもらうことで幸せを感じる生きもの

なんだろう。
何故ならそれほど、優しくもなく、善人でもない私がそうなのだから。

しかし、誰かを喜ばせることは
簡単じゃない。

喜んでもらうためには力がいる

世の中はレベルの高い貢献であふれている。

『いやー助かった、本当にありがとう』
そう言ってもらえる為には、
自分自身が成長し、経験を積み、

何かのプロになる必要がある

ハードルはかなり高そうだ。

しかし、そのための様々な困難や苦労も
主語が自分から誰か、に移った瞬間
すっと軽くなる気がする。

大変な時間も
誰かの為に一心不乱にわき目もふらず、
没頭していると、あっという間に過ぎていく。

そして、いつの間にか成長し
強くなれている自分に気が付くものだ

幸せとは
誰かから『ありがとう』『あなたのお陰で』と
感謝された結果だけでなく、

一心不乱に誰かの為に汗を流していた
あの時にこそ、あるものなんだと思う。

もう一度人生をやり直すなら

誰かのために一心不乱に働いて働いて
汗流してそのたびに強くなり何かのプロになる

晩年にふと振返り
さしてこれといったものは
残しちゃいないけど、
悪くない人生だったな・・

そんなことが言えれば
それで満足なのかもしれない