それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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自分の為の人生を生きていますか

人生には越えなければならない壁はつきものです。
逃げてばかりいては、自分の求めるものを手に入れる事は出来ません。

が、しかし、それゆえに、必要以上に責任を背負いすぎて、
自分以外の誰かの為に、苦しみながら、我慢しながら、
大切な1度きりの私の人生を使っていないでしょうか?

 私の人生は、会社との人生でした。
何をするにも、どんなときにも、
会社の経営が付きまとってました。

いい時も、悪い時も、一心同体という奴です。
経営者なんてそんなもんです。

家族との団欒の時も、仲間とのゴルフの時も、
常に、資金繰りだの、クレームだの、
頭の中には会社の事で一杯でした。

そんな自分そのものと言っても過言ではない、
会社を売却し手放す事になりました。

大手の企業に全ての従業員と事業を
引き継いでもらいました。

自分の事が解ってない事に気付く

がむしゃらに何かに向かって突っ走っている時は、
あれこれ考える余裕はありませんでした。

だから、本来の自分の事を深く考える事はしませんでしたが、
会社を売却し、経営から離れた時に、
ふと、心にぽっかりと穴が空いたような気になりました。

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それは、今まで経験した事のない、
虚無感につつまれたような感じです。

その時、ある思いが沸いてきました。
『これから私はどんな人生を歩むのだろう』

次の瞬間、私の中の眠っていたもう一人の自分が
突然目を覚ましたかごとく、怒涛の質問を浴びせかけてきました。

『そもそも、お前は何がしたいんだ』

『お前の人生の意味は何だ』

『何の為に、生まれてきたんだ』

『これまでの人生で満足なのか』

『お前の人生はお前の為の人生か』

そして、そのことごとくに、即答出来ない自分がいました。
つまり、自分の事を何一つ解ってなかったのです。

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人生プラン表を書いてみる

これも、なにかのきっかけだ。
そう思い、自分の人生を一覧表にしてみる事にしました。

まずは、生まれてから今日までやってみました。

それにしても、小学生のころは自由でした。
何も知らない、当時の私は、母と父に守られて、
幸せに暮らしていました。

あれから数十年後に、大人になった自分は
あの時、当たり前と思っていたものが、
実は、様々な人に守られて、手にしていたものであった事に
気付く事になりました。

人生思ったほど長くない

次に、これから先の人生を書き出して、
愕然としました。

『あとこれだけ?』

毎日を慌ただしく生きていると、
人生なんて、永遠と続くのではないかという
錯覚に陥ります。

しかし、そんな事はない、必ず終わりが来るのが人生です。

それが、表にしてみると、臨場感を持って感じられます。
あとこれだけしか生きられないんだ。

そう思ったとたん、
『そのうちにやろう』と思ってる事が
山ほどある事を思い出しました。

やばい、このペースだと間に合わない。

棺桶の中で、『しまった、こんなはずじゃなかった』
そう言いながら舌打ちをしている自分が目の前に浮かんできます。

誰かの為の人生をやってる場合じゃない

そう思うと、なんだか不思議と気持ちがすっきりしてきました。
焦る必要はない、今からやれる事を淡々とやろう。

でもそれは、誰かの為の人生をやるのではなく、
自分らしくいられる、自分の為の人生を生きよう

たとえそれが、大変でも、リスクを伴うものでも、
『よし、俺はこれでいく』そう腹落ち出来るもの

カッコ悪かろうが、割に合わなかろうが、
自分が納得する人生をやる事にしました。

自分の為の人生とは

では、私にとって自分の為の人生とは何だろう。
この年になって、今更ながら
こんな自問をするとは思っていませんでしたが、

まだ人生に残りがあるこの時期に、
この問いに出会えてよかったと思っています。

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もちろん、若ければ若いほど、
色んな可能性があるのは事実ですから、
その方が、良いに決まってます。

でも、手遅れはありません。
何故なら、まだ生きてるわけですから。

自分の為の人生とは、活き活きと頑張れる事。
大変なのに、それほど辛いと思わない事。
人より、上手に出来る事。喜んでもらえる事。
感謝される事。

そんな事に、没頭出来る人生ではないかと思います。

それをあえて、別の言葉で言うとしたら、
『使命』ではないでしょうか。

生まれてきた時に、実は必ず割り振られている、
私に託された仕事。他の誰とも違う、私だけに
お願いされた事。

その使命を遂行する時、我々は活き活きと
自分の為の人生を生きる事が出来ると思うようになりました。

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まとめ

人は自分の為の人生じゃない生き方をすると、
窮屈で、辛い思いをしながら、『人生なんてこんなもんだ』
そう自分に言い聞かせて、
生きていかなければならないように思います。

かつての自分がそうでした。

しかし、使命を感じて、使命に従って生きる時、
身体の中から不思議な力が湧きあがってきて、
自分に出来るはずもない事が、出来たり、
大変な事でも、どこか活き活きと出来たり、

あるいは、誰かに喜んでもらえたり、感謝されたりする人生。

それこそ、自分の為の人生ではないかと思うのです。