それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

MENU

問題を上手に解決する術

人生は問題解決の連続です。

『次から次に襲ってくる問題に立ち向かい、
ねじ伏せて前に進んで行く。
それが人生というものだ。』

そう言われてしまえばそれまでですが、
なんとか上手に、楽に解決してく術はないものだろうか。

自分のまわりが問題だらけの時、
そんな事をよく考えていました。

問題の正体を知る

そもそも問題とは、目指すべき目標や理想と
現状とのギャップの事です。

ダイエットでいえば、50kgを目指しているのに、
体重計は70kgを指している。その差20kgが
ギャップであり、問題というわけです。

そうやって考えると、
なんだか20kg分の肉と脂肪の塊が
イメージ出来てきました。

しかし、かつての私には、この問題の正体が
明確にはイメージ出来ていませんでした。

なんだかとてつもなく、大きな敵が、
大挙して襲ってくる。そんな不安に駆られて、
問題の正体も掴もうとせず、あたふたしていました。

これでは、解決する事は出来ません。

何か、問題が起こったら、慌てて動かずに、
じっくりと相手の正体を見極めてやる。

それが何より、大切な事を学びました。

f:id:k-genri:20200609165053p:plain


問題の原因をつかむ

じっくり考えてみると、ギャップが生まれる原因というのは、
それほど、種類は多くないものです。

①目標が間違っている

そもそも目標には適正値というものがあります。
素人がいきなり、オリンピックを目指さないように、
例えば、ダイエットにしても、がんばったらなんとか達成出来る
正しい目標値があります。

これが、たんなる気合と根性で、出来もしない、無謀な
目標が設定されていれば、スタート地点で、すでに
やる気がうせてしまいます。

あるいは、途中で、『どうせ駄目』が頭の中を支配してしまいます。

www.k-genri.com

②手段が間違っている

目標達成には様々な方法があります。

先のダイエットの場合、
食事で痩せるのか、運動で痩せるのか、その組み合わせなのか。

食事は、糖質と炭水化物をどうするか、
運動は、筋トレなのか、有酸素運動なのか。

その手段が間違っていて、これまた気合と根性だけだと
そのほとんどは、リバウンドの憂き目にあってしまいます。

③行動が間違っている

目標と手段が正しくても、行動が間違っていれば、
特に、行動しなければ前には進みません。

行動したのか、しなかったのか、
どれだけしたのか、足らなかったのか、
行動の仕方は正しかったのかどうか。

それらを見極める事が大切になります。

④能力不足

その問題を解決する能力が自分に不足している場合です。

ダイエットに食事の栄養バランスが必要なのに、
その知識がなければ学ばなければなりません。

基礎代謝を上げるための筋肉トレーニングが必要なら、
筋肉の仕組みを知らなければなりません。

問題解決に必要な能力は、習得するしかありません。

⑤突発事故

全てを万全に進めていても、
突発事故が起こることだってあります。

今回のコロナであったり、天災であったり、
自分の力や準備ではどうにも解決できないもの。

それが原因である場合は、
ほっとくか、別の方法を考えるしかありません。

70点の解決を目指す

問題が解決しない、最大の要因は、
途中でやめてしまう事です。

しかし、やってもやっても、結果が出ずに、
ゴールに到達しない、ゴールすら見えてこない。

そんな状況が長く続くと、しだいに気力は薄れ、
やる気は萎えてきます。

だったら、ハードルの高さを下げてやればいいのです。
100点を目指さずに、70点でよしとする。

『まずまずだな』そんな満足感を味わいながら、
次を目指していく。

完璧を目指さずに、『なかなかいい調子だな』
くらいを楽しみながら続けていく。

その継続の中で、いつのまにか気付いたら
ゴールは目の前というほうが、問題解決になりそうです。

致命傷を避ける

とはいえ、どうしても100点でなければならない時もあります。
70点ではとんでもない致命傷を負ってしまう場合です。

命にかかわることだったり、何よりも大切なものを失いかけた時などです。

そんな時は、自分で自分に緊急事態宣言を出して、
なりふり構わず、はいずり回ろうが、しがみつこうが、
何が何でも解決してやる。 そんな覚悟が必要な時が、
人生で2度や3度訪れるものです。

この場合だけは、方法とか術とかそんなものは必要ありません

ただ、身体の中から自然にわきあがってくる、
生存本能と直感に従うだけでいいのです。

火事場の馬鹿力は人間誰もが持つ、潜在的なすばらしい力です。

まとめ

人生というのは、問題解決の連続です。

最初はとてつもなく困難な問題と思っていたものが、
幾度となく、向かっていっていると、
いつのまにか、簡単に解決出来るようになってたりするものです。

身近で、そんな困難に遭遇してるのに、
どこか涼しげな顔をして乗り越えていく人を見ていると、

その人が、逃げずに問題に立ち向かっていった姿が
透けて見える気がしてきます。

そう思うと、様々な厄介な問題たちに、
『どっからでもかかってきなさい』

そう強がってしまう自分に気付きます。

問題を解決することは、我々を強くしてくれる事は、
間違いないようです。