それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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ストレスに負けない方法

長年会社の経営で苦しんできました。

どうあがいても出口が見えず、戦ってきましたが、

今になって思えば、もっとましな戦い方があった

という事に気が付きました。

 

無駄な事にエネルギーを使い、

行動しなければいけない時に、

立ち止まってたように思います。

 

 

ストレスの正体をつきとめる

夜中に目が覚めて、眠れない。

眠れないからあれこれ考え始めるのですが、

悪い方悪い方に考えが及んでいきます。

 

そんな状態でうつらうつらしながら見る夢は、

悪夢ばかりでした。

何かに必死で取り組んでる夢だったり、

何かから必死で逃げている夢ばかり見ていました。

 

ストレスを書き出してみる

あるとき、ふと、『そもそも俺は何をそんなに苦しんでいるのだろう?』

と思い、感じている不安や恐怖やストレスを、

ノートに書き出してみました。

書き出してみて気づいたことは、

それほど数が多くないという事です。

頭の中で考えていた時には、

あれもこれも無尽蔵に思えていたものが、

書き出してみると、そんなに多くない。
『あれっ、これだけだっけ?』

そんな感じでした。

 

そして、これらの不安な者たちが
最悪の状況になった時を想定してみました。

そこで気付いたことは、
たとえ最悪でもなんとかなる。でした。

 「鉛筆立てとノート」の写真

 

絶対失いたくないものを書き出してみる

次に、この状況で絶対に失いたくないものを書き出してみました。

もちろん贅沢は言えません。どうしてもこれだけは失いたくないものです。

そこには、家族と健康と書かれていました。

 

では、この家族と健康を失ってしまうときとは
どんな時だろう?

 

それは、ストレスに負けた時です。

ストレスに負けて、心と体を壊してしまい、動けなくなる。

ストレスに負けて、自暴自棄になり、
家族に正しく向き合えなくなる。

 

ノートに書いて気付いたことは、
最大の敵はストレスであり、何一ついい事はない。

それなのに、かつての私は、いとも簡単に、

このストレスに迎合し、ひれ伏し、服従していたことか。

 

そこに欠けていたものは、立ち向かう気持ちでした。

 

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無理に立とうとしないで、環境を変えてみる

しかし、このストレスにどんな状況の時も、

真っ向から立ち向かえばいいかというと、
そんなことはありません。

 

ネバーギブアップ、負けるな、立ち上がれ。

どれも我々を鼓舞する言葉ですが、

どん底の真っ暗闇の中では、
これらは逆にストレスになってしまいます。

 

そんな時は、無理に立ち向かわず、

環境を変えてみる事です。

 

居場所を変えてみる

映画を見る

眠れない夜を過ごしていたら、ベッドを抜け出して、

リビングで映画を見ていました。

弱ってる時に見る映画は心に沁みます。

 

アマゾンプライムビデオで、夜中に直観で決めた映画で、

幾度となく、涙を流し、勇気をもらったものでした。

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散歩する

会社で不安に襲われたら、抜け出して散歩してました。

今まで気づかないお店があることを知り、

そこで一生懸命働く人の姿を見て、

心が元気になりました。

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お墓参りする

休日にはお墓に行く回数が増えました。

一心不乱にお墓を磨いてピカピカにして、

最後に花をそえると、心のモヤモヤが晴れました。

しばらく今は亡き父との会話を楽しみます。

 

そこでは、毎回元気になる気付きが得られます。

自分で気づいたのか、
父が教えてくれたのかはわかりませんが、

『そうか、そう考えればいいんだ』という前向きな思考になれました。

 

結果の選択権はなくても、行動の選択権はある

 会社のどん底は、なんとか最悪を免れ、

存続をさせてもらう事が出来ました。

もちろん、その為に失ったものは、あります。

 

この着地点という結果の選択権、
決定権は私にはありませんでした。

 

しかし、ストレスに服従し、下を向いて、

心や身体が蝕まれていくのを抵抗もせず、

許してしまうのか、

それとも、何か行動を起こして、何か変えようとするのか。

その選択権だけは私にありました。

 

この選択権を行使するのかそれとも手放してしまうのか。

その決定権も私にはあります。

せっかく与えられたその権利は、ほんの少しでもいいから

実行してみる事です。

 

まとめ

ストレスはどんな世の中でも、どんな人にも

多かれ少なかれやってくるものです。

しかし、どん底の経験を振り返って思う事は、

このストレスとの付き合い方は様々であるという事です。

 

単に勝ち負けで判断するのではなく、

克服するとかでもなく、

ストレスはどんなときにもあるもんだと、

その存在を認めてあげて、その上で、
その正体を明確にする。

 

すると、あまりにもその存在が大きく、
強敵だと思っていたものが、それほどでもないと気づく。

だったらあまり気を遣わずに、ほっとこう。

向こうからちょっかいかけてきたら、

居場所を変える行動をしてみる。

それが逃げであっても大いに結構。

 

場所を変えて、立ち上がり前に進めばいいのです。

 

ストレスもあまり相手にしてくれないと、

次第におとなしくなるものでした。

逆に、こちらが過剰に相手にすると、

その力を増幅し、喜んでやってくる。

そんな特徴があるようです。