それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

MENU

一旦頑張るのをやめて、また向かっていく

一旦頑張るのをやめてみる

会社がどん底にあるときは、
何をやっても駄目でした。

これでもかと対策を打っていましたが
焼け石に水状態でした。

そんな時は、一旦頑張るのをやめてみるのも方法です。

私の場合は、会社を抜け出して、
近くの神社に行って、手を合わせていました。
特に何かをお願いするわけでもなく、
ひたすら心を落ち着ける事に集中していました。

深く深呼吸して落ち着いたら
会社に帰っていました。

 

心を強くするしかない

どうしようもない時はあるものです。
しかし、ある時ふと思いました。
逃げてばかりいても、問題は解決しないし、
いつまでも辛い時間が続く。

たとえ今のどん底が終わったとしても、
人間生きている限り、困難や苦痛は必ずやってくる。

だとしたら、少しでも強くなって
立ち向かえる自分になる方が、
結局は楽じゃないか。そう思えてきました。

www.k-genri.com

こちらから困難に向かっていく

この当時は心が相当弱ってましたから、
些細な困難にもやられそうになってました。
だから問題から逃げてばかりでしたが、
逃げれば逃げるほど、問題は大きくなって
追いかけてくるようでした。

そこで、毎日の仕事で『いやだなー』と思うものから
順にこなしていく事にしました。

出来れば誰かやってくれないかな―という仕事を
率先して『それ俺がやるから』と言う事にしました。


やってみて気付いたのは、思ったほど大変じゃない。
想像したより辛くない。

思いっきり責められて、きつい事言われて、
頭を下げ続けなければいけない仕事も
やってみれば結構冷静に対応出来る事に気がつきました。

www.k-genri.com

『そうか、不安や恐怖というやつは逃げれば逃げるほど
追いかけてくるけれど、こっちから向かっていけば
意外と逃げて行くもんなんだ』と感じてきました。

徹底的に準備する

不安に包まれて手足が止まってると、
出たとこ勝負という事がよくありました。

決まってこんな時には緊張してました。
どうなるか解らないのだから当然です。

それをやめて、問題に出向く時には、
とことん徹底的に準備をする事にしました。

原因の分析から、数値の把握、改善策の追求
質問の想定、感情的な発言への対応などなど、
考えられる準備をする事にしました。

もちろんそれなりの時間がかかるようになりましたが、
その時間が自分の自信につながり、
不安解消の手助けをしてくれました。

諦めないと決める

すでに自分の判断や、力ではどうにもならない事が
沢山ありましたから、祈るしかないという局面も結構ありました。

そんな時は、『どうぞお導きください』そう心に念じた上で、
どんな結果であろうと諦めないと決める事にしました。

たとえ今回は駄目でも、諦めないで続けよう。
時間はかかるけど、計画通りには行かないけれど、
やめないで続けよう。

やり方や方法は変えるけど、やり続けよう。

そう思う事に決めました。

もちろん中には続けさせてもらえない事もあります。
それは結果として受け止めます。
しかし、自分からは放棄していない。

そう思う事にしています。

f:id:k-genri:20200511171338p:plain


お役にたつ為にやると決める

どん底の時には、いつも中心に自分がいたと思います。
会社の存続、社員の雇用継続、仕入先への影響回避。

あたかも誰かの為を大義にしていたようで、
実は、自分を中心に考えていたように思います。

苦しいから何とか抜け出したい。
その思いが根底にありました。

その思考を『どうやったらお役に立つだろう』
に変えてみる事にしました。

相手はどんな不安や、不都合を抱えていて
いったい何が一番困っているんだろう。

その為に、私は何が出来るだろうを
中心に置いて考えて行動する事にしました。

そうすることで、今まで見えてなかったものが
見えるようになってきた氣がします。
そして、自分中心の時より、少しだけ
楽になったような氣がします。

まとめ

たとえ、今のどん底を脱したとしても、
また新たな問題はやってくるものです。

だとしたら、今目の前にあるこのどん底から
学べるものは学んでおいて、
いつか出くわす新たな困難に立ち向かう時に、
役立ててやればいい。

きっと今回よりは上手に立ちまわれるだろう。
今回の半分の時間でやり過ごせるかもしれない。
気付いたら、そんなに苦しくなく乗り越えられるかもしれない。

もしそうだとしたら、それは私が強くなった証になる。
私が成長した証になる。
逃げてばかりいるより、そちらの方がいいに決まってる。

そう思うと、今、目の前の困難に向かっていく勇気がわいてきそうです。