それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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今までの人生をゆっくり振って気付く事

今までのご自分の人生をゆっくり振り返ったこと、ありますか?

忙しい毎日の日常を過ごしていると、それだけで精一杯で、
気が付いたらもうこんな歳になっていた。
そんな事ってないでしょうか。

私がそうでした。

だからこそ、1年のうちのどこかの機会で、
例えば年の初めとか、
誕生日とか、何かの記念日に、
今までの自分の人生を落ち着いて
ゆっくり振り返ってみる事をお勧めします。

何故なら、そこには自分では気づかなかった
これからの人生にとって、素晴らしい教えや、ヒントが
沢山詰まっているからです。

以前のブログでマイヒストリーの作り方という記事を書きました。

www.k-genri.com

いままでの人生を時代毎に分けて、印象に残っている
出来事や、出会いを記入していきます。

良かった出来事は上の方に、悪かった出来事は下の方に
記入して、それを曲線でつないでみます。

人生にはだれだって山谷があるものです。
そんな私の人生の曲線が見えてきます。

これまで私が歩んできた歴史って、こんなだったんだ
が見えてきます。

起こった事には原因がある

良い事も、悪い事も、起こったその時は、
運がよかったとか、悪かったとか、
たまたま偶然起こった事として、あまり深く考えずに
過ごしていましたが、このマイヒストリーを
何年も経った今、振り返ってみると、その背景には
色んな原因が潜んでいたことに気付くことがあります。

『上手くいかないのをただ嘆いていたけど、
よく見てみると成功させるための準備が
足らなかったんだ』とか

『あの失敗をあの人のせいにしてたけど、
実は、私の心の問題だったんだ』とか

『こうやって見てみると明確な目標も持たずに
ただ漠然と時間を過ごしていた』とか

『自分の実力と思ってたあの成功も、実は
あの人との出会いがあったからだ』とか

実に様々な気付きを与えてくれます。
起こった事にはそれなりの原因があったことが
何年か経った今になると、不思議なくらい
鮮明に見えてくることに驚かされます。

過去に起こった事は最高の教科書

本屋には自己啓発本や成功のためのハウツー本が並んでます。

たまたま読んだ本に影響を受けた時は、
深く考える事もせずに、ただ鵜呑みにして、
付け焼刃でやってみて、
なんだ上手くいかないじゃないかと
不満に思い、すぐにやめてしまう。

そんな事がよくあります。

ある意味、当然です。何故なら、それらは、性格や経験や、
能力が違う別の人の書いた方法であって、
私の事を知ってる人が、私に向けて
書いてくれたものじゃないからです。

これだけ様々な人間のがいるのに成功の方法が同じわけない。

もちろん世の中には全てに共通する原理原則は間違いなく
存在します。しかし大切なのはその原理原則をいかに自分に
あった方法で実行していくか。

その答えはマイヒストリーの中にあります。

だから私のヒストリーはどんな素晴らしい本より何倍も
これからの私にを助けてくれる最高の教科書なのです。

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マイヒストリー

自分だけの教科書の活かし方

過去の人生では、良かったことや悪かったこと様々な事が
盛りだくさん、刻まれています。

それらを振り返るとき、今だからこそ頭に浮かぶ思いがあります。
あの時期は楽しかったけど、有頂天になってたのかも。
一緒にいたあいつは、どんな気分だったかな?
何故、そこまで気が回らなかったんだろう。
きっと嫌な思いをさせてたのかもしれない。

この時代は、どん底だった。苦しくてしょうがなかった。
夜、何度も目を覚ましてた。ベットの中で考えてばかりいた。
笑う事を忘れてた。何とかしようともがき苦しんでいた。

でも、あの時かもしれない。諦めない心が少しだけ強くなったのは。
きっとあの苦しみのお陰で、人の気持ちが少しだけ分かるようになった。
あのどん底にいたからこそ、自分に足らないものを見つけて
時間がかかったけど習得することが出来た。

あの時があったから今がある。

あの人との出会いがあったから、この成功があったんだ。

そうやってマイヒストリーを眺めてみると、
どの出来事も無駄ではなかった。
一つ一つにそれぞれの意味があったことに気付かされます。

あの時は、『なんてついてないんだ』と思ってたことですら
とても貴重な意味ある体験だったことに気付かされます。

これからの人生の設計図を書く

『今までがこれからを決めるのではない』
『これからが今までを決めるのだ』

そうです。マイヒストリーがあらゆる方法で
私たちに教えてくれたものを、これからの人生で
活かすも殺すも私たち次第です。

しかし、それには多少のテクニックが必要です。
それらを使う事、知っていることで、
折角の今までの経験が、より有意義なものになっていきます。

次回からそんなお話をさせて頂きます。