それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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人生最高の教科書『マイヒストリー』の使い方

1年の最初に今年の目標を立てた方も多いのでないでしょうか。
これからの人生の第1歩が今年だとすれば、果たして私の人生を
これからどんな有意義で幸せな人生にしていこう。

そんな将来に向けてのマイライフプランを設定する時、
多くのヒントを与えてくれるのが、
他でもない、今までの私の人生。マイヒストリーです。

マイヒストリーを作ってみる

1枚の白紙の紙に、横軸に生まれてから今日までの時代を区分してみます。
そして、起こった出来事、印象に残っている事を、
良い事は上の方に、逆に悪い事は下の方に記入してみます。

それらを曲線でつないでみると、
今までの人生のトレンドが見えてきます。

 

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 次に、それらが起こった原因、気付いた事を記入してみます。

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これで終了です。

マイヒストリーが教えてくれるもの

眺めていると、色んな事が見えてきます。

この時期は楽しかったなあ、無心で頑張れてた。
私って、なんだか、目標もなく生きてきたんだなあ。
そうか、この時の苦難はその数年前に怠けてたからだ。
この頃の私は素敵だった。褒めてあげたい。

そう言えば、これは得意なことだ。
私ってこれが好きだったんだ。
私ってこんなとこがあるんだ。

何年も私をやってたのに、
あらためて『新たな私』に気付く事も少なくありません。

強みを見つける方法

その中でも、『私の強み』にはぜひ注目したいものです。

その強みは、好きな事、得意な事に隠れています。
他の人より上手に出来たり、努力がそれほど辛くなかったり、
つい没頭してしまえるこれらの事を才能と呼びます。

才能は大きな武器になります。
あなたが、何かを行う時に、応援してくれる力強い味方です。

しかし、この強みをどこで使うかによって
その威力は違ってきます。

では、どこで一番大きな力を発揮できるのか?
それは、一番大切な事を成す時です。

あなたが、心の底で大事にしてる事を価値感と呼びます。

その価値感にしたがって行動する時、
この才能という強みは威力倍増して力になってくれます。

そして、好きと得意と大事な事の
3つの輪が重なる中央にあるものが、

あなただけに与えられた使命です。

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我々は、この使命に気付き、遂行する時に、
大きな力を発揮することが出来ます。
それは、才能という武器があるからだけではありません。

何か大きな力が後押ししてくれる。

その事お陰で、運気が上がります。

世の中で何かを成した人がよく使う言葉に、
たまたま、偶然、奇跡的に・・・
運がよかったんです。と。

しかし、それらは、起こるべきして起こった必然

託された使命を遂行する時に、
当たり前の自然の法則が働いただけの事。

 

困難は繰り返しやってくる

しかし、使命に気付き、それを遂行すれば
全てが上手くいくかと言えばそうはいきません。

必ず障害が生まれ、我々の前に立ちはだかります。
何度も失敗が続き、心が折れそうになる。
敵が現れ、理不尽にも遭遇します。

『やっぱり無理だったんだ』そんな声に負けそうになります。

そんな時は、あのマイヒストリーを思い出してください。

今までのあなたの人生でどれだけの困難がありましたか?
何度も負けそうになり、逃げ出した事もありませんでしたか?

苦しくて苦しくて、『なんで私だけ』と嘆いた事ありませんでしたか?

私には山ほどありました。でも、そんな経験があるからこそ
ある事を思い出します。

『あの経験があったから今がある』

『あのどん底が私を鍛え成長させてくれた』
その事は間違いない事実として
胸を張って言いきることが出来ませんか?

もし、順風満帆な100点の人生の人がいたら(いる訳ないでしょうが)果たして、そこに成長はあるでしょうか?

つまり、これから起こるであろう困難は、
必要だからやってくるのです。

そう思うと、いざ困難に出くわした時の解釈が違ってきます。

『きやがったな』『堂々と受けて立とうじゃないか』

『でも、今までみたいにすぎ去るまで
下を向いてるような事はしない』

『出会うべきして出会ったこの困難と
有意義な時間を過ごしてやろうじゃないか』

そう解釈してやる

すると、何かが違ってきます。

思ってたほど、想像してたほど、
辛くない。昔ほど苦しくない。
その事に気がつきます。

かつての私は解釈を間違い、被害者意識でいっぱいでした。
『何でこんな事になったんだ』と自分を責めていました。

そんな時は、どんなに前向きに考えようと思っても無理でした。
ポジティブシンキングなんて全く歯が立ちませんでした。

苦しくて苦しくて、たまらない時間を歯を食いしばって過ごしてました。

そうやって大切な1度きりの人生を無駄に過ごしていました。

しかし、解釈を変える事で、大きく変わる事を知りました。
そこには、何も難しい事も、高価な投資も、苦しい修行もいりません。

ただ、マイヒストリーを静かに振り返り、教えを乞うだけ。
その教えに素直に従うだけ。ただそれだけです。

まとめ

世の中には、偉い人の書いた自己啓発本や、
ポジティブシンキング法などの
スキルやメゾットが山ほどありますが、
所詮それらは人のもの。

その人には通じても、私に通じるとは限らない。
合う合わないはあるものです。

しかし、マイヒストリーは私だけのもの、
私に最も合った、私だけの、最高の教科書なのです。

これを使わないては無いのです。