それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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過去の負けを強みに変える方法

過去の自分の人生を振り返って、
よくもまあこんなにも負けてきたもんだ。
そう思ってしまう事があります。

受験で失敗して、失恋して、
仕事で失敗して、家庭で駄目だしが出て・・・

その都度、苦しい思いをしてたように思います。
あなたはいかがですか?

今までの人生は順風満帆でしたか?
それとも私みたいに負けが込んでましたか?

負けの原因

元楽天イーグルスの野村監督がこんな事を言ってました。
『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし』と。

何となく勝ってしまったという勝ちはあるけれど、
負けた時には、明確な負けの原因があるものだというもの。

という事は、その負けの原因を突き止めて、
潰して行けば負けなくなる。
つまり勝ちにつながる事になります。

では、色んな負けがある中で、共通する原因は何だろう?
そう考えてみてみたらある事が解ってきました。

それは、自分の不得手な事で頑張ってた時。
あるいは好きでもない事を、義務感でなんとかしようとしてたとき。
そんな時に限って勝率は悪い。
おまけに戦ってる最中は苦しく辛い。
時間が延々と続いてたような気がしてた。

一方、好きな事、得意な事をやってる時は、
結構大変なことも、そんなに苦ではなく、
いつの間にか時間が過ぎて行き、良い結果が出ていたように思います。

冷静になって考えてみれば当たり前だと気付きます。

何故なら、好きで得意な事は、私の強み
強みを発揮すればおのずといい結果が出るのは当然なこと。
そんな当たり前の事がマイヒストリーである、
過去の自分が教えてくれます。

自分の強みを知る方法

自分の強みは、好きと得意に隠れています。
私の好きと私の得意をマイヒストリーを眺めながら
表に記入していきます。同時に、私の嫌いと私の不得意も
記入します。

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嫌いと不得手はイコール弱みではありません。
不得手と思っている事も、よくよく考えれば強みである事もあります。

たとえば、
深く考えずに行動してしまう=行動力がある
人の事を気にし過ぎる=対人感受性が豊か
すぐイライラする=理想が高い

不得手、弱みと思ってる事も
ほんの少し角度を変えてみる事で
強みに早変わりする事もあるものです。

ですから早々に弱みと烙印を押してしまうのは
勿体ないのかもしれません。

なかなか自分の好きや得意が出てこない時があります。

そんな時は、自分と真逆の人をイメージして、
その人の好き嫌い、得手不得手を考えてみます。
真逆の真逆を自分に当てはめてみると結構すんなり、
自分が見えてくるかもしれません。

そんな思考ゲームから最後は
『私の強み』を問うてみます。

『だからこれが私の強み』を、簡潔に書き出してみます。
単語でも文章でも構いません。

しかし、これから事あるごとに思い出し活躍してもらう
大切な言葉ですから、だらだらと長いより
腹落ちする短いものがよりベターです。

自分の強みの活かし方

ようやく自分の強みが解っても、強みとは発揮されて初めて価値が生まれます。
『私の強みは○○だ』そうやって自己満足に浸っていても、
やがてその強みも錆びついてくるでしょう。

それでは、どうやってその強みを発揮させるのか。

それは、我々の周りの社会が必要としている事と
クロスさせる事です。

先程の好きと得意の重なりに、
社会のニーズ、期待、要望、あるいは不安の解消
なんらかの私がお役に立てる事と重ねてみます。

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その時に、えーと私の強みは何だったけーにならないように、
短く強い言葉で『私の強み』を頭に刻んでおきます。

そして、100点を取りに行かない事です。
あれもこれも全て解決しようと思わない事です。

まずは、ほんの小さなことでもいいからお役に立つ事です。

その時、少しでも感謝されたら、
それは次なるエネルギーになってくれます。

たとえ全く見向きもされなくて、誰も気付いてくれなくても、
自分の中で、満足感が生まれます。
この満足感も次への1歩を歩ませてくれる
エネルギーになります。

やがてこれらの積み上げは、ある日突然の変化を生みます。
これが起こるポイントをシュンギラーポイントと呼びます。

水に熱をかけつづけていると、
少しづつ、少しづつ温度は上がってきます。

それまでは、なんの目立った変化も見られません。
しかし、あるポイントを通り越したとたん、
水は急激に沸騰し始め大きな変化を及ぼします。

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それと同じような事が、
我々の生活や日常の中にも沢山あるものです。

このシュンギラーポイントを越えるまで、
時に悩む事もある。苦しい時期があるかもしれない。
しかし、自分の強みを信じて、このポイントに向かって
進んでいく事です。