それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

MENU

成果を出す折衷案思考法

成果を出す思考法

組織の中で仕事をしていると、自分の考え方や、

やり方と違う事に出くわす事があります

そんな時には即座に違和感を覚え、反応してしまいます

『それは間違ってる』『そんな方法でうまくいくはずがない』

『俺の方が正しいに決まってる』 

いったんそう思い込んでしまうと なかなか柔軟な思考回路は機能しなくなります

 

自分が組織のトップで最終決断者の社長だったり

最後の責任を担うポジションにいたりするとなおさらこの傾向は強くなりがちです

 

 

様々な角度から見つめる

同じ目標の会社や家族なのに、立場が違う、役割が違うだけで

まるで敵対している競合同士のような口論になることがあります

 

しかし1つの問題も冷静になってあらゆる角度から見てみると

違った見え方をするものです

会社の中の営業部署から見える景色と生産部署から見える景色

はたまた来月の支払い担当の総務の部署から見える景色は

まったくと言っていいほど違って見えたりするものです

 『立場が違うと景色の見え方が違うもんなんだな』

そう気付くだけでも何かが変わり始めます

 

f:id:k-genri:20200316194644p:plain


相手の意見を一旦預かる

議論をしていて自分が正しいと信じて疑わない事を相手が理解してくれないと

大きなストレスを感じます。相手は理解して当然、受け入れてくれて当たり前

と思っている期待が裏切られると、『なんだその態度は』と一気に相手の事を

全否定してしまったりしまいがちです

特に目上や管理者、責任を負うている社長であればなおさらこの傾向にあります

 かつての私がそうでした

 

否定された方も理解されてないと即座に反のして『なにも解ってないくせに』と

相手との間に分厚いシャッターを下ろしてしまいます

まさに、勝者のいない口論、お互い損しただけの取り越し苦労です

 

そんな時は、即座に反論しないで一旦預かる

へーそんな意見もあるんだ、そういう事情もあるんだね

を受け止めて一旦預かる

そんな事を何度も繰り返していると、ほんの少しだけ相手の気持ちが想像出来て

ぼんやりと相手の見えている気色が想像出来てきます

『こいつの意見は間違ってる』から『なるほどそれがこの意見の根底にあるんだ』が

少しだけ見えてきだします

 

ベストな折衷案を生みだす

 相手の事情がみえてくると、それはそれで、

自分の譲れない事情と照らし合わせて

相反する二つの事柄に頭を抱え込みそうになりますが

そんな時には『必ず解決策はある』と信じる事です

 

一見、真逆に見える意見でも、あらゆる角度から検討していると

解決すべきベストな案は見えてくるものです

たとえそれがベストでなくベターだとしても、どちらかを

完全に犠牲にすることなく解決出来る折衷案というものがあるはずです

それは妥協案でも、いい加減な解決策でもない 双方が納得して

『よし、それで行こう』と力を合わせる事が出来る折衷案は必ずあるものです

 

まとめ

誰もが出したい成果を生み出す思考法は、実は自分一人で

とことん考えるだけではなく、相手の意見に耳を傾け

相手の見えているであろう景色を想像してみて、その上で

『じゃーこんな策でどう?』というベター案を一緒になって見つけ出していく

そこに糸口があるように思えます