それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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50歳からの人生設計

ある日突然計画が狂う

会社を順調に伸ばして、このくらいの歳で社長を後継して、

経営自体は次期社長にお任せして、などと、漠然と考えてました。

 

それがある日、もろくも崩れ去りました。

会社を売却し、何とか倒産を免れ、社員の雇用を維持したものの、

家族のような会社を失い、社長というポジションもなくなり、

それに伴って役員報酬もなくなりました。

 

 

それまでは、会社の経費の使い方も、

時間の使い方も、会社の向かう方向性も自分で決めてましたが、

その決定する権利も手放してしまいました。

 

今まで、当たり前と信じて疑わなかった、これからの人生が、

音を立てて崩れ去りました。

 

まさか、こんなことになるなんて。しかしそれが現実です。

朝、目が覚めるたびに、悪夢は覚めたか?と自問しましたが、

そこにあるのは、まぎれもない現実だけでした。

 

かつて描いていた計画は、すでにここにはありません。

それが現実というものです。だとすれば、これから、

50歳からの人生設計をしっかりと作り上げる必要が生まれました。

 

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再計画立案を決意

だったら、ジタバタしても始まらない。

じっと佇んでいても生きていけない。

 

これからどうするか、決めて、行動するしかない。

 

平時の時には色々考えてました。

これからの人生をどうするか、あれこれ考えようと。

しかし、そう思うだけで、具体的に動く事はなく、

ただ、時間だけが過ぎていきました。

 

考えねばいけない、というのと、

考えざるおえないというのは、

全然違っていました。

 

何故なら、退路がないのです。後ろから、がけっぷちが

時間というものに押されてどんどん押し寄せてきます。

まさに、待ったなしです。

  

強味を活かすしかない

50歳も過ぎれば、そうそう時間の余裕もありません。

長生きしたとしても、体力は必ず衰えていきます。

 

だとしたら、人生設計は一番効果的な方法を選択するしかありません。

若い時であれば、あれこれチャレンジして失敗しても、やり直す事は出来ます。

しかし50歳過ぎは、自分の経験をフルに活かして、最短で最高の成果を見つけねばなりません。

 

だったら、今持っている強みを活かすしかない。

 

人には誰しも、自分なりの強みがあります。

それを、今の時代が求めている物にマッチさせる方法です。

 

果たして私の強みは何だろう?

それは今までの私の人生にヒントが隠れていると思います。

 

『人よりも得意だ』『これをやってるといつの間にか時間が経ってる』

『ワクワク出来る』『上手だねと褒められる』

そんなことは誰にだってあるものです。

それらの強みと、時代の変化や人々のニーズをクロスさせる。

 

例えば、数字の管理が得意だという強みと、これからは労働人口が減って

人を集めるのが大変だ、という時代の変化をクロスさせて、

総務業務の代行業をやってみようとか、

 

人と話すのが好きだという強みと、益々少子高齢化が進むという時代の変化をクロスさせて、介護職についてみるとか。

 

ゴールを決める

 ただ、漠然と考えているだけでは、時間ばかりが経ってしまします。

まずは、書き出してみる事にしました。

 

これからの人生を現在から5年後、10年後と横軸に取っていき、

縦軸には自分が重要と思う価値観を入れていきました。

そして、どんな人生にしたいのか、何を取り返したいのか、

いつまでにどんな状態になっていたいのかを記入していきました。

 

www.k-genri.com

それを毎日見返しながら、『いや、こうじゃない』とか、

『こっちの方がしっくりいく』とか言いながら、

何度も何度も書き直していきます。

 

すると、ぼんやりとしか見えてなかったものが、

次第にその正体を明らかにしていきます。

 

自分軸を見失わない

この人生設計図は、ほっとくとすぐに腐り始める、

生鮮食品みたいなものだと思います。

 

なぜなら、常に見返してないと目の前の日常に埋もれ、忙殺されて

何も変えられなくなります。どこかで、退路はないという現実から

逃れられたいという気持ちが働いているんだと思います。

 

あるいは、他人の一言でぶれが生じたりします。

『現実はそんなに甘くない』とか、『出来るわけないだろう』とか。

他でもない自分の人生で、やるのは自分な訳なので、自分の軸を

見失わないことはとても大切です。

 

まとめ

 50歳から人生を設計しなおす場合は、若い時のように、ただ漠然と考えるのではなく、

自分の強みをとことん考えて、そこに時代が求めているニーズをクロスさせることだと思います。

 

その為には、紙に書き出して何度も何度も見返して書き直すこと。

そして一旦決めたら誰が何と言おうと、自分軸に従って貫き通していく

という事ではないかと思うのです。