それでもあきらめるな どん底人生

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理不尽に出会ったときの対処法

あなたは、理不尽に遭遇した時にどう対処しますか?

2通りの対処法

1つは逃げる方法があります。遭遇するたびに避けて
逃げまくる方法です。
しかし、この理不尽、逃げれば逃げるほど、
追いかけてくるという性格を持っています。

もう1つは、立ち向かう方法です

理不尽を自分なりに解釈し、吸収し、跳ね返す。
しかし立ち向かうだけにそれなりのエネルギーは必要です。

そもそも理不尽とは

理不尽とは何でしょう。
それは相手の都合と自分の都合の不一致が生じた時に、
力関係で押しつけられ、のまざる負えない状況の事ではないでしょうか?
たとえば、上司や部下の関係だったり、
売り手と買い手の関係だったり、
腕力の強弱だったり様々でしょう。

理不尽を被った時の反応

そんな時、奥歯をかみしめ、拳を握りしめ、
必死に我慢する事があります。
これを我々は理不尽を被るといいます。

同時に心の中には『仕返し』の感情が生まれます。
『今に見てろよ』『倍返しだ』『必ず後悔させてやる』

そして、晴れて仕返しを実行出来た暁に、
我々が達成感と爽快感を味わっているその瞬間、
相手は更なる倍返しをたくらんでいるものです。

負の連鎖。勝者のいない争い。
こんなことを、国同士がいまだに行っています。

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自分の軸を持つ

そんな時、こう自分に問うてみるといい。
『いったい私は何がしたいんだろう』

私が生涯を賭して成し遂げたい事。
譲れない事は何だろう。

その遂行の為なら、苦労も、努力も、
多少の我慢も厭わないもの。

それが明確なら、我々の中に軸が出来てきます。
生きていく上の、自分だけの軸

これがあれば、理不尽が襲ってこようと、
予期せぬ困難に遭遇しようとぶれない自分でいられます。

この軸は私の行動を変え、成長させてくれます。
能力が向上し、成果を出せるようになり、人間力が向上する。

なにより強くなれる
誰に何かを言われたくらいでへこたれなくなる。

そんな我々を、周りは放っておかないでしょう。
かつての上司の上司になることだってあるかもしれない。
それは、仕返しとは呼ばない。目標の達成と呼びます。

目標達成を助けてくれる言葉

しかし、この目標達成の為には、
遠く長い道のりを登っていかなければなりません。
またあの理不尽に遭遇すると、つい反応したり
くじけそうになるかもしれません。
そんな時には、次の言葉を思い出せばいい。

『あなたの許可なくして誰もあなたを傷つける事は出来ない』
ルーズベルト大統領夫人 エリーナルーズベルトが残した言葉です。

私は、この『あなた』の部分を『私』に置き換えて自分に投げかけます。

どんな理不尽な言葉を浴びせられても、
それは所詮、他人が言ってるにすぎません。

それを『正しい』と認めるか、『間違い』と切り捨てるか、
その判断する権利は私にあります。

だからこの権利を行使すればいいのです。

にもかかわらず、我々は何の責任も持たずに
無責任に発する他人の言葉をいとも簡単に受け入れてしまいます。

人が良すぎます。ここは素直に受け入れるとこではありません。
『どう思われるかより、どう思うか』
自問自答し、自分で判断すべきところです。

軸を脅かされたら

しかし、私自身の軸が否定され、踏みにじられるような場面に遭遇したら。
その時は断固戦うべきです。

それにより、失うものがあるかもしれません。
血を流す事があるかもしれません。
しかし、ここで闘わなければ自分の軸を捨てる事になる。

そんな時は、覚悟を決めるべきです。
何故なら、たった一度の大切な私の人生だからです。

今までがどうあれ、何歳であろうと
私の人生を大切にする事を始めるのに
遅すぎる事はありません。

軸を持って生きていれば人生なんとでもなるものです。
『自分の人生を犠牲にする生き方はしない』
その決意は、今まで感じる事が無かったエネルギーを
体中に充満させてくれるはずです。

まとめ

理不尽との遭遇は、必ずしも、不幸な事との出会いではなく
自分の軸を問われて、明確に出来る貴重な機会だと
とらえてみてはどうでしょう。

順風満帆な人生ではそんな問いをすることはないでしょう。

人生で起こる事には全て意味があります。
それは、必ずしもハッピーな出来事ばかりではなく、ときに
苦しくて息が出来ないほどの出来事に遭遇することだってあります。

『それら全ては、これから起こるであろう人生の大切な意味を
気付かせてくれるためにあえて私に降りかかってきているのだ。』

そう解釈してみると、自然と元気が湧いてきます。