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経営理念が勇気を与えてくれる

経営理念とは

会社には経営理念というものがあります。

色んな解釈があるかもしれませんが、

我社が存在している理由、社会に対する使命。

 

それは、私利私欲ではなく、社会との約束。

その使命に社長をはじめとした全社員の気持が集中し、

原動力になるものです。

 

はたして、どれだけの企業がこの経営理念を、

本当の意味で掲げ、社員全員が腹落ちし、

行動しているだろうか?

 

かくいう、我社も長年、朝礼で経営理念なるものを

暗記して唱和し続けてきました。

でも、正直言うと、誰にも腹落ちしてませんでした。

 

その理由は、経営トップがこの理念に対して

本気でなかったからです。

つまり私の責任です。

 

経営理念の前に、今日の売上を気にしてました。

今月の決算を気にしてました。

月末の資金繰りを気にしてました。

そんな事を繰り返していると、本来の使命を

置き去りにしてしまっていたように思います。

 

誰の為の仕事か

そもそも、仕事とは、誰かに喜んでもらって、

その結果、ありがとうという感謝を頂くもの。

それが売上とか、利益に姿を変えて帰ってくるものです。


つまり、赤字会社というのは、誰からも感謝されていない、

必要とされていないという事になります。

 

あれだけ苦しんで、頑張ったのに、必要とされてなかったのか。

そう思うと、目の前が暗くなり、力が抜けていきます。

しかし、それは全て自分のせいです。

 

必要とされていない仕事に、社員を巻き込み

頑張らせていた。

なんとも罪なことです。

 

経営の基本中の基本

あれこれ苦しんで、痛切に感じてる事は、

『事業とは世間が求めている分野で行うべきである』という事です。

 

時代は変わり、環境も変わって行きます。

それなのに、我社は昔からこの商品を作っているからとか、

工場があるし、機械があるから作り続けるとか、

昔からのお客様や、販路があるからとか、

そんなのは全て、自分の都合です。

 

自分の都合にお客様は合わせてくれません。

こちらから合わせに行かないと、絶対に合いません。

 

そんな当たり前の事を今になって、痛切に感じています。

 

経営理念は変えるべきものなのか

では、そんな時代の変化に対応して、経営理念までも

ころころ変えるべきなのかという疑問がわいてきます。

 

経営理念とは、企業の使命であると同時に最終ゴールです。

目指すべき到達地点は変えるものではないと思います。

 

変えるべきは最終ゴールでなく、それまでの道のりです。

つまり、手段と方法。

商品やサービスはこの手段にあたります。

 

今までの手段がモノを作る製造業だったけど、

これからは販売に徹しますということだってありです。

 

人々に喜んでもらう為に、お洒落なファッションを

提供していたけれど、これからは化粧品に変えますという

パラダイムシフトだってありです。

 

勇気を持って行動する

会社を大きく変えていくには

かなりの勇気がいります。

社員がいる以上、ギャンブルは避けなければいけません。

致命傷を避ける戦略を計画しなければなりません。

 

しかし、いずれにしても、経営を行う為には、

それ相応の勇気がいります。

その勇気を出さずに、先送りしていると、

ジワリジワリと会社は弱くなっていきます。

 

私がそうでした。

しかし、その先延ばしのお陰で、後になって

何倍もの苦難がやってきます。

 

石橋を叩くのは大切な事です。

しかし、チャレンジはもっと大切です。

 

経営理念が与えてくれる勇気

なんの根拠もなく勇気を出すのは、無責任です。

しかし、先に掲げた経営理念を深く想う時、

我社がやらねば誰がやると覚悟を決める時、

普段では出てこない勇気が出てくると思います。

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だから、経営理念は経営者にとっても、社員にとっても

大切なものだと思います。

 

私利私欲では沸いてこない勇気も、

与えられた使命を強く想う時に、

心の底から湧いてくるように思います。

 

目先の売上や、資金繰りは当然大切です。

しかし、それらと同じくらい、いやそれ以上に、

今がどんなに苦しくても、我社が存在している真の理由を

念頭に据えて、経営をして頂きたいと思います。

 

それが、最終的には会社を救い、発展させる事になると思います。

 

まとめ

この世界が混乱している今、

あらためて経営理念を問いただしてみてはいかがでしょう。

経営理念に限らず、自分の人生の使命についてでもいいじゃないでしょうか。

 

そもそも我社は何のために存在しているのか。

私は何の為に生れてきたのか。

何に貢献し、どんな感謝を頂きたいのか。

そして、これから将来に向かってどうなりたいのか。

 

そんな事を深く考え続けていると、

ゼロポイントフィールドという科学的にも証明されつつある、

大いなる偉大なエネルギーの場とつながり、

自分では考えつかないような、力を与えてくれるかもしれません。

www.k-genri.com

本来与えられている使命や天命をじっくり考えてみる。

とても素晴らしい事だと思うのです。