それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

MENU

目標が達成できない3つの原因

目標を達成できない原因

目標を達成できなかった原因はいくつか考えられます。

ただやみくもに、行動して出てきた結果に頭を抱え、

それでも頑張り続けるよりも、一度立ち止まって、

目標が達成できなかった原因を冷静に分析し、

再出発する事の方が成果に近づける事があります。

 

 

1)正しい手段を選択していない

目標を達成する為に選択出来る手段は無数にあります。

山登りにたとえると、頂上を目指すのに、猪突猛進で

直線に登っていくのか、あるいは、負担を減らしながら、

ジグザグに登るのか。

 

f:id:k-genri:20200422220424p:plain

荷物を減らして軽装備で登っていくのか、

お金をかけてジープを使って登るのか。

もちろんジープを使えばお金はかかります。

その分、費用はかかるかもしれませんが、

時間は短縮されるでしょう。

 

手段の選択は現状や、自分の身の丈に合わせて

正しく決められなければ、目標は達成できないでしょう。

 

だからこそ、手段の選択は、とても重要な事だと言えます。

 

正しい手段を選択するPDCA

どんなに優秀なリーダーでも、必ずしも正しい手段を選択出来るとは限りません。

ときに、間違った選択を行い、反省する事もしばしばあるものです。

人間ですから当然です。

その時に行う振り返りが、とても大切なのですが、

私は十分な振り返りや反省をする事をせずに、事を急いでいました。

 

原因は焦りです。大切なことも喉元過ぎたら放置していました。

これらは致命傷の一つになりました。

 

だからこそ、お伝えしたいのは、

どんなに大変な時でも、立ち止まってじっくりと考える事が必要だということです。

その為には、二度と同じ過ちは繰り返さないという覚悟が要ります。

 

つまり、自分の中に、譲れないルールを作るのです。

この結果を納得いくまでチェック(評価)アクション(改善)すると決める事です。

 

少しでもいい加減に進めようとしている事には、

我慢して立ち止まり、とことん考える事にしました。

 

その為には、時間もかかるし、忍耐も要りますが、

遅ればせながら、これしか目標に到達する方法はない事に気付きました。

 

2)行動が間違っている

正しい手段を選択できたとしても、行動しなければ成果は出ません。

誰が、いつまでに、どんな行動をするのかを決め実行して行きます。

しかし、この決められた行動が正しく行われない事があります。

 

『別の仕事に忙殺されて行動出来ませんでした』

『なかなかうまくいかず、半分しか行動出来ませんでした』

なかには、『忘れてました』という酷いものまであります。

 

チェックする機能をつくる

人間は忘れる生き物です。

都合のいい事も、悪い事も忘れてしまいますが、

特に、やりたくない事、苦手な事は忘れる傾向にあります。

 

その為の、対策は、何度も見返すしかありません。

経営計画書や、重要な会議ファイルに記入しても

机の中にしまいこんでいては、見る機会は少ないし、

とても見にくいものです。

 

そもそも、机の前に一日中座ってるわけではありません。

 

こんな時の為に、手帳があります。

身につけられるポケットタイプの手帳に

TO DOリストを作って記入していましたが、

整理能力の低い私は、すぐにどこに書いたか解らなくなりました。

 

ペラペラとページをめくってる間に面倒になり、

つい放置ぎみになりました。

 

何かいい方法はないかと思いついたのが、

常に身につけていて、いつも見ているスマホでした。

グーグルのスケジュールに連動しているTO DOアプリに

行動する事と、締切を入れてPCと連動して持ち歩く事にしました。

 

これだと、いつでも確認する事が出来ます。

そしてもう一つ決めたルールは、

『トイレの個室に入った時には、必ず見返す』です。

 

必要であろうと、なかろうと、しゃがんだら見る。

これを義務付けました。

これだと最低日に1度は見る事になります。

お腹を壊したときには、これ幸い、

何度も見る事になりました。

 

3)予期せぬ動乱

予測できない、思いがけない不測の事態が起こった時には、

ある意味、どうしようもありません。

今回のコロナはこれにあたるでしょう。

 

もちろん、予測できるリスクを事前に想定して

出来うる対策を講じておくのは必要な事です。

しかし、いつ来るか来ないか解らないオオカミに

恐れて、オロオロとするのは得策ではありません。

 

ほっておくというのも一つの対策です。

大切なのは、今回のコロナもそうですが、

起こった動乱に対してどう対応していくかを決める事です。

 

その為には、これから先、どうなっていくかという

外部環境を想定してみます。

コロナはどれだけ続くだろう、それにより何が変わり、

どんな変化が出てくるだろう。

そして、その環境変化は自社に対してどのような影響を及ぼすのか。

 

これをSWOT分析で行います。

このSWOT分析はいろんな分野で使える優れモノです。

www.k-genri.com

今回のコロナでは、残念ながら多くの企業に、

脅威(ピンチ)に働くでしょう。

市場は縮小し、購買意欲が減ることで、

生き残りをかけた企業は価格競争に走ります。

 

戦略なき価格競争は企業の体力をそぎます。

その時は、今持っている自分の力、企業資産を集中させる事です。

選択と集中戦略をとことん考え抜きます。

 

そのうえで、今の事業の弱い部分を、縮小撤退する戦略を考えます。

致命傷になる前に手を打つ、致命傷回避戦略です。

 

まとめ

自分が立てた目標が達成出来ないのは、

いくつかの原因があるものです。

それを、単に自分の努力が足らないだけだとか、

私はついてないという事だけで片付けるのではなく、

しっかりと原因分析をすれば、

今まで見えてなかったものが見えてきます。

 

かつての私はそれが見えてませんでした。

というよりも、自ら見ようとしていませんでした。

自分で自分をどん底にいると認識させ、

自分には冷静になる余裕は無いんだと、

思い込ませてました。

 

そんなことはありません。

どんなにどん底にいようとも、

落ち着いて原因を考えれば、

解決策は必ず見つかります。

 

それをせずに、放棄してしまえば、

いつまでも、どん底に居続けることになってしまいます。

 

必ず解決する方法はある、

どん底を抜け出す道はある。

そう信じて、前に進めば、道は開けます。