それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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1か月真剣勝負が人生を変える

今までの人生で、目標をたてたものの、
達成させなかったものはどれくらいあるだろう。

若いころには、可能性は無限にあると信じて疑わなかった。
人生はいつまでも続いていくもんだと思っていた。

老人は昔から老人で、自分がいつの日かそうなることは
想像出来なかった。

しかし、月日はあっという間に流れ、
気付いたら、50代も後半に差し掛かろうとしている。

そうなると、今まで考えもしなかった、
『果たして私にはあとどれくらいの時間が残されているのだろう』
という事を、時に触れ、考えるようになりました。

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すると、かつての、目標は立てたものの、果たせなかった
ものたちがどれくらいあって、何故、果たせなかったのか
そんな事が頭の中を占めていくようになりました。

それらは残念ながら最後までやることをやり遂げて、
それでも果たせなかった目標は1つもありません。

すべては途中で諦めたり、投げ出したり
忘れてしまったものばかりです。

その時、私の中で、怒涛の如く、言い訳が湧いて出てきます。
『あの時は、仕事が忙しくて毎晩帰宅が遅かったし』
『あれは、もっと効果的なものが見つかったから止めたんだ』
『確か、業績が上がったらやろうと思ったんだ』

でも、今更、思い返さなくても、当時の私も解ってたんだと
思います。 全て言い訳だということを。

解っていながら、それを受け入れていたという事は、
甘えていたという事になります。
決めても実行できない、途中で放り出す、
中途半端な自分。 私が最も嫌いなタイプの人間で
あったことに、今更ながら気付かされ、反省させられます。

目標を小分けにする

さあ、再スタートです。
『今度こそ、たどり着いて見せるぞ』と意気込んだものの
私には、前回途中で放り出したという前科があります。

途中放棄という罪は、極めて再犯率が高い事を
誰よりも知っています。

ここは、様々な誘惑に負けずに、今度こそ
達成させたいものです。

そこで最初に行ったのが、目標の細分化です。
たとえば、ダイエットをやるのに、20kgの減量が目標なら、
20kgを4つに分けて、まずは5Kgを目指すことにします。

かつてはいきなり20Kgばかりを見てました。
どんなに頑張って500gをへらしても、目標20Kgに対しては

たかだか40分の1でしかありません。
まだ、この40倍もという気が遠くなりそうな道のりが
プレッシャーとしてのしかかってきます。

しかし、5Kg目標に対する500gだと10分の1です。

これだと頑張ればなんとかなりそうです。

小分け目標に締め切りを設ける

問題はこの小分け目標5Kgをいつまでに達成させるかです。
こつは、長すぎず短すぎない。

長すぎると小分けになりませんから、また途中放棄という
悪い癖が出てきそうです。

短すぎると目標が小さくなりすぎて、
達成感がわかない。喜びも半減しそうです。

私は、1つの目安として1か月を選びました。
あっという間の1か月ですが、毎日を
目標にこだわって過ごしていると、
それなりの事が出来ます。

もちろん、あっという間の1か月ですから、
プレッシャーもかかってきます。
3か月だと、多少怠けても、あとで取り返せばいいや、
という甘えが生まれてきますが、
1か月だとそうもいきません。

一日一日が勝負になってきます。
あっという間だけど、それなりの1か月。

そうやって考えてみると、今までこの1か月を
真剣に過ごしてきたことがない事気付きます。

毎月の1日を迎え、そしていつのまにか31日が
やってくる事の繰り返し。

新年を迎えた時には、あれ程、気持ちを新たに
するのに、新しい月にはそれがありません。

まずは、この1か月をとことん真剣に生きてみる。
月末31日を迎えたら、きちんと振り返り、
反省もするけど、お祝いもする。

『よし、今月は目標達成だ』
気付いたらそんな真剣勝負の1か月
12回過ぎていて、1年が終わる。

きっと何気ない1か月の積み重ねに比べると
実に大きな違いがある。
その違いは自分の人生を変えるのではないかと思うのです。

まとめ

若いころには気にしてなかった
与えらた人生の長さの事。

じつは、遅ればせながらですが、
そんなに長くはないんだと気づいた今、
大切にしていきたいと思うのです。

焦らずコツコツ拘らず。
これは最近になってたどり着いた
私の座右の銘です。

焦ることなく、今を自分らしく精一杯生きていこう。
その為には、1か月後の達成させる小分け目標に
とことんこだわっていこうと思うのです。

今、余命を宣告され、病とそれからくる痛みと闘う、
身内の事を思いながら、このブログを書いています。