それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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イラついたら不満をぶちまけて解決する

最近何かに、誰かにイラついた事ありますか?

いつも穏やかに笑顔で過ごして行ければ
それに越したことはありませんが、
社会で生きているとなかなかそうもいきません。

『何度言ったらわかるんだ』
『少しは自分で考えろよ』
『何だその批判的な態度は』

そういった上司(親)のイライラから、

『現場(私)のことなんて知らないくせに』
『なにも聴いてくれないくせに』
『どうせ言っても無駄だ、やってられない』
といった部下(子)のイライラなど様々です。

不満を提案に変える

そんな時、我々はこう言われてきました。
『不満ばかり言ってもしょうがないじゃないか』
『不満を提案に変えれるような人になりなさい』

素晴らしい言葉です。そうありたいとつくづく思います。

会社や家庭のみんながそうあれば、
きっと素晴らしいチームになって、
みんなが笑顔で幸せに暮らして行けるに違いない。

しかし、それがなかなか出来ないのが現実です。

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イライラ


まずは、思いっきり不平不満をぶちまけてみる

ああ、またやらかした。また後ろ向きな批判を言ってしまった。

そう思い反省していたある日、

あのCMに出会いました。

それは、岡田准一さんと神木隆之介さん出演の
新ストロングゼロのCMです。

文句ばかり言う神木さんに向かって、
岡田さんがこう言います。

『文句ばかり言っててもしょうがないじゃないか』と。
それに対して神木さんは『文句言わないと変わらないから、この世界』
『変えてから進めた方がいいじゃないですか』と反論します。

それを聞いた岡田さんが、
『そうか、お前、いいこと言うなあ、うん、文句大事』と賛同します。

不平はなくそうと思って握りつぶしても、
また別の形であらわれます。

我慢するのが大事なのではなく、
もっと良くなるように変える事が大事なのに、
あたかも腫れものに触るがごとく
ふたをして無かった事にしようとせずに、

神木さんが言うように、
改善の種である不平不満に思いきり
スポットライトを当てて、目立たせてあげる。

ポケットの奥にしまいこんでいないで、
白日の下にさらしてしまい、潰して、
もう2度と現れてこないようにしてしまう。

不平不満を吐き出すとすっきりするもの

この時に、大事なことは、
部下(子)に不平をぶちまける責任を負わせない事
それはあくまで、上司(親)が
コントロールしてあげる事です。

部下(子)が我慢の挙句に爆発寸前になって
不平不満をブチ上げてくるその前に、
ころあいを見計らって聴いてあげる。

『どうだ最近、うまくいってるか?』
『なにか問題でもあるのか?』

そうやって、わざと不平不満が出てくるきっかけを作ってあげる。

最初は警戒してなかなか出てこないかもしれないけど、
『私はあなたの不満を知りたい』という
心からの聴く姿勢を示し続ければ、
次第に本音を聞かせてくれるかもしれません。

不平不満は吐き出してしまって、
聴いてもらっただけで結構すっきりするものです。
心が多少なりとも軽くなるものです。

不平不満の解消策を一緒に考える

不平不満とは改善してもらいたい期待の裏返しです。

出来れば誰かに消し去ってもらいたい、
潰しこんでもらいたいと望んでいるけれど
それが叶わないと、ついつい他責の感情が生まれてきます。

『あの人が悪い』『会社が悪い』『親が解ってくれない』
私は何も悪くない。この問題の原因は私ではなく他人にある。

だからその問題の解決は自分以外の誰かが変わるか、
いなくなれば、きっと私は幸せになれる。
そう思いがちです。

しかし、私自身が解決のためにはなにもアクションを起こさなければ、
たとえ今回の問題が解決しても、それは誰かに解決してもらっただけ。
きっと別の同じような問題が発生してしまいます。

だから、『どうしたらカイゼン出来るだろう?』
『その為にあなたに出来る事は何があるかな?』
『私が応援出来るとすればどんな事かな?』

といった『一緒に考えよう』が大事なのです。

『一人で考えろ』でもなく、
『私に任せておけ』でもなく。

一緒に考える事に意味があるのです。

小さなカイゼンの成功体験を積み上げていく

この世の中に、解決できない問題はない。
どんなに難解で難しい問題でも、
何かしら前に進める方法は必ずあると信じる。

短期的には抜本的な改善は無理だとしても、
一歩一歩小さな成功を積み重ねて、
その都度、その成功を味わい喜び学習していく。

その積み重ねは、我々の精神の基礎体力となる。

気がついたら、1年前には不可能だった
カイゼンが出来るようになっていたり、
それほど苦しまずに出来るようになっているかもしれません。