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 第5の欲求 自己実現の見つけ方

 我々人間というものは、誰かから認められたい、褒められたいという欲求を持っています。その欲求が満たされた時、我々は幸せ感を満たすことが出来るという事を、マズローの欲求5段解説が分かりやすく説明してくれています。

 

 

マズローの欲求は

1段階目 生理的欲求

2段階目 安全の欲求

3段階目 帰属と愛の欲求

4段階目 承認の欲求

5段階目 自己実現の欲求

の5段階に分かれており、1段階目から順に満たされて上段へ移っていきます。

その中でも4段階目の承認の欲求、つまり周りの誰かから認められたり、褒められたり、必要とされることで我々は欲求を満たしていくものです。

 

どうしたらその欲求を満たすことが出来るのか?

それは自分の得ばかり追求するのではなく、誰かの為に施しを行う事です。

GIVE & TAKE から GIVE & GIVEへ、移行していきいます。

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 欠乏欲求と成長欲求

第1段階から第4段階までを、マズローは欠乏欲求と表現しました。

何かが欠乏しているからそれを満たすことで欲求が満たされるというものです。

いいねが欲しいからブログを更新するとか、上司から怒られるのが嫌だから仕事をするとか、そんなものも欠乏を満たす欲求に入ります。

一方、第5段階の自己実現の欲求は成長欲求と呼ばれるもので、それまでの4段階とは違った部類に分類されます。

 

自己実現の欲求とは

第4段階までで、生きていく上での安心という欲求が満たされ、社会に属することで誰かと関係を持つ欲求を満たし、その上で、自分の存在を認めてもらい必要とされる欲求が満たされた時、人間は次なる欲求を求めます。それが自己実現の欲求です。

それまでの、何かが欠けているから満たされなかった欲求ではなく、何かに依存することなく、本来の自分自身、自分らしくあることへの欲求です。

 

例えば、生活の為にお金を稼ぐために、好きでもない仕事を無理やりしていた自分から、自分の得意なワクワクする仕事へ転職する。

もしかしたら、何かを失うかもしれない。それが給与なのか、社会的信用なのか、時間なのか分かりませんが、それでも本当の自分が望むものを実現したいという欲求を我々は持っています。それをマズロー自己実現の欲求と呼びました。

 

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自己実現の欲求が成長欲求である理由

自己実現を成し遂げるためには、今いる場所から移動しなければなりません。

その為には、持ってない知識を勉強したり、体力をつけたり、技術を学んだりしなければなりません。

しかしそれらは望んでない場所での強制的ノルマや日々のルーティン作業とは違い、目指すべきものに向かった階段を上るようなものです。

今出来ない事が出来るようになる喜び、その為の知識や技術の習得を実感する時、人はワクワクするものです。だから喜んで階段を上っていく、そして成長していきます。

 

自分なりの自己実現の見つけ方

自己実現の姿は人によって異なります。誰かから勧められるものでも、誰かに決めてもらうものでもありません。自分の好きであったり、得意であったり、ワクワクがその正体です。

では、どうやってそれらに出会い、見つけることが出来るのでしょう。

それは、自分のこれからの人生を設計してみる事です。家を建てるとき、建築士は設計図を書きます。家が完成したときをイメージして、その為の細部を計画します。この家を支える土台はこれでいこう、家の軸はこの柱で大丈夫だ、ここからの景色の為に大きな窓にしよう。それと同じように自分の人生の設計図を書いてみます。

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建築士の書いた完成図は我々の人生の設計図では、終焉にあたります。

この人生の終わり、どんな人生だったか、私の生きてきたストーリーです。

誰とどんな時間を過ごし、どんなものをこの世に残し、どんな成長を果たしたか。与えられた使命をどう遂行したか。そんなゴールをイメージしてみます。どんなゴールを迎えたいかを想像してみます。

それから逆算して、いつまでに何を成すか、どこまで行ってなきゃいけないのかを決めていきます。きっと人生はそんなに長くないと実感することになると思います。

 そのイメージが我々に本当の自分が成したいもの、自分の本質、本音を教えてくれると思うのです。

 

まとめ

他ならぬ、自分の人生は、誰かが決めたものを歩むのではなく、本当に自分がありたい姿を見つけ出し、イメージして、イキイキと成長しながら目指していく。

 そんな人生にしたいものです。その結果、我々は自己実現を成し遂げ、その欲求を満たして幸せな人生を獲得していけると思うのです。