それでもあきらめるな どん底人生

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コロナ後で生き残る為に大切な事

コロナは我々の生活に大きな傷跡を残しました。

いずれワクチンが開発され、このウイルスは押さえつけられます。
そしてこの戦いに人類は勝利します。
しかし、多くの人がご存知の通り、

我々は、完全に元の世界に戻ることはありません。

もとに戻るもの

本来必要だったけど、コロナの間は我慢してたもの。
一部の外食であったり、ショッピングであったり、
スポーツや美術の娯楽であったり。

我々が社会生活を楽しく過ごしていく為に
かつて行っていた必要な行動は
いずれ、元の状態に戻る事でしょう。

もとに戻らないもの

それは、コロナのあの我慢の期間を通じて、
必要性がない事に気付いてしまった事。 

今まで、当たり前だと思っていたものが、
実は、無くても大丈夫だったり、

むしろ、無い方が快適な事を学んでしまいました。

都心までの満員電車での通勤であったり、
わざわざ遠方まで出向いたビジネスであったり、
宅配やデリバリーによって代わられるものだったり、

そんな便利に気付いた我々は、もう後戻りすることを
しないでしょう。

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便利がもたらす恐ろしい世界

より便利な世界への移行は、多くの人に
快適な生活を提供してくれますが、

同時に、多くの変化をもたらします。

まずは過剰だったものが淘汰されます。

今は政府の特別貸付でなんとか支えられている
企業の多くは内部留保がありません。

つまりこの2ヶ月はしのげても利益を生み出す
力を持たない企業には厳しい現実が待っています。

何故なら間違いなく縮んだ市場に
今までと同じ数の競争者が集えば、
生き残りのための価格競争が始まります。

根拠ある価格競争は大歓迎です。

何らかの工夫で経費が落とせたとか、
仕入価格を削減出来たといった根拠があれば
価格を下げても利益は出せます。

しかし、生き残りの為の競合他社に勝つためだけの
価格競争であれば、間違いなく利益を減らし、
企業体力を削ぐことになります。

つまりそこにあるのは、根拠のない価格競争です。

その結果、多くの企業の倒産や廃業に伴う
大失業時代をもたらすことになります。

コロナ後の世界で生き残って行く人

そうなれば生き残って行く人と
失業せざるを得ない人にわかれてしまいます。

では、どうすれば生き残っていけるのでしょう?

それは、この変化後の社会から
必要とされる人になるかどうかです。

必要とされる3つのポイントを以前の記事でも書かせてもらいました。

www.k-genri.com

1つ目判断出来る人
つまり指示待ちじゃ無い人です。

しかしここで行う判断は
正しい判断でなくてはいけません。

その為には深く考える力と経験が求められます。

2つ目ネットワーク力のある人です。

これからは自分だけ、自社だけで
全てを完結させるのではなく、
他人や他社と協力して、
より多くの成果を出す事が求められます。

アライアンスを組んで相乗効果を出すのです。

3つ目利益を出せる人です。

一生懸命真面目に努力するだけでなく、
きっちりとお金を稼げる人です。

その為には数字力が必要です。
あらゆる過去からの警笛に耳を澄ませ、
これからどうあるべきかを数字から読み解く力が問われます。

ここまで書いてくると、あたかも

常に損得を勘定し、計算高い、冷徹な人だけが、
勝ち組になると勘違いされそうですが

全く逆です。

1つ目の判断力に必要なものは、
この答えが見出せにくい世の中で、
最後は私が決める』そう言える人です。

それには、責任は私が取る。そういった覚悟を決めた

責任感が必要になりです。

2つ目のネットワーク力は、たとえこちらから
一緒に組んでやりませんか?と申し出ても、
いいえ、貴方とは結構です。そう言われては成り立ちません。

あの人と是非仕事がしてみたい。
そう言われる、信頼感が問われます。

3つ目の利益を出せる人は、

私が何とかする』という使命感が必要です。
数字に対して何が何でもどうにかする。

この困難な数字を達成することが大きな意味がある。
だから私はやり遂げる。そんな使命感です。

つまりコロナ後に生き残るためには、人間力が必要なのです。

まとめ

この歳になって、様々な経験を通じて、思うことがあります。

それは、日本という国は捨てたもんじゃない

今は、先進諸外国に後れを取っているかもしれない。

しかし、自分の与えられた使命感に燃え、
苦しくても、『俺が何とかしなきゃ』と
立ち上がり行動を起こす若い奴らがいます。

そして、そんな人を信頼して、
『俺も同じ船に乗る』と荒波に出ていく
人達が沢山います。

そんな人達を横目で見た、
経験を積んだ、初老のベテランが、

まだまだ若い奴らには負けてられないと
重い腰を上げようとしています。

誰もが経験のない、歴史上もっとも過酷だと言える
このコロナがもたらした難局を、
日本人が束になって立ち向かえば、
必ず勝利できる。そう思えてきます。

医療従事者の労を称える為に青空を駆け巡った
ブルーインパルス。

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まさに、これからの日本の象徴のように思え
元気を頂きました。