それでもあきらめるな どん底人生

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心が折れそうなときの3つの対処法

大変な状況が続いて、なかなか抜け出せない時、
私たちは『つい心が折れそうになる』
といった表現を使います。

心が折れる事の正体

果たして、心が折れるとはどんな状態なのだろう?

心が疲れて、やる気が起きなくなる。
行動しなくなる。
自暴自棄になる。切れてしまう。
あるいは、すべてを投げ出して、
逃げ出してしまう。

いずれにしても、自分にとっても
まわりにとってもあまりよい事ではありません。

今まで、踏みとどまって、頑張っていたものや
支えていた何か。

例えば使命感だったり、責任感、
目標意識や夢などが、心のどこかで、

『もういいや』と諦めてしまう事を、
心が折れると表現するのでしょう。

きっと本人には、折れる瞬間、
ぽきっとゆう音が聞こえるのかもしれません。

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私もどん底にいる時、多分何度も
折れる寸前まで行ったんだと思います。

ただ、もしあの時、本当に折ってしまってたら、
多分、今、ここにこうしている事は
なかったんだろうと思います。

だから、どんなに苦しくても、
どんなに辛くても心を折らないでいて欲しい。

そう思うのです。

心の居場所、その正体

心が折れそうになるその原因は、
外からの刺激です。

自分に降りかかる、様々な問題。
仕事のトラブルや、人間関係や、健康問題や、
お金の事や、様々な不安、怒り、葛藤。

そんなものが我々の心を締め付けます。

しかし、その外界からの刺激を
どう受け止めるかは、
私自身の判断にかかっています。

つまり、どう解釈するかは自分次第です。

ところがこの解釈の仕方が、
私の場合、厄介な事に日によって違ってました。

ある日は、すごく前向きに解釈します。
『こんなことで負けてられるか、絶対に乗り越えてやる』

そう思える日もあれば、

『だめだ、これ以上は無理だ』
そう後ろ向きになってしまう日もありました。

つまり、自分の中の何かが、
私の許可も得ずに、かってに強気になったり
弱気になったりしていました。

果たしてその正体は何なんだ?
そいつさえ、強くたくましくいてくれたら、
心を折らなくていいかもしれない。

『そうだそいつを鍛え上げよう

そう思いつきました。

心の筋トレとは思考の習慣化

筋肉は鍛える事が出来ます。
ジムに行き、バーベルを自分の限界まで上げる事で、
次第に強くなり、今まで上げられなかった重さの
バーベル(負荷)に耐えられるようになります。

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しかし、心を取り出してきて、
もんだり叩いたりして鍛え上げる訳にはいきません。
では、いったいどうしたらいいんだ。

ある日、ふと思いつきました。

どこにあるか分からない心に意識を向けるより、
自分でコントロール出来そうな
どう思うかという思考に意識を向けてやろう。

心が後ろ向きになる思考を減らし、
出来るだけ前向きになるような習慣をつける。

最初は出来なくても、諦めずに続ける。
これをいくつかのルール作って続けてみる事にしました。

ルール1)未来の不安が生まれたら、今に集中する

『はたしてこれからどうなるんだろう』
といった不安は、心を締め付けます。

この不安というやつは、自分の中から生まれてきて、
夜中だろうと、風呂場だろうと、
大事な仕事の最中だろうと、かまわず襲ってきてました。

そんな時は『今に集中する』
『今を生きる』というルールを適用することにしました。

夜、ベットの中で目が覚めって、不安に襲われたら、
今は明日の為に、体を休める時だ。
不安な事は考えない。

眠れなくたっていい。体を休める事に集中しよう。
そう思う事にしてました。

仕事の最中に、これからの不安が襲ってきたら、
『とにかく、この仕事を先に終わらせよう』それから
考えるなら考えてもいい。しかし今じゃない。

そう思う事にしました。

ルール2)こだわりをやめる

長年、こうあるべきだ、こうあらねばならない
という生き方が、体の芯までしみついてました。

だから、思い切ってこの習慣捨てることにしたとたん、
自分でもビックリするほど、急に楽になりました。

『そんな事もあるよな』『そんな考えもあるもんだ』
100点じゃなくたっていいじゃないか、
自分の中での最高点であればそれでいい。

あるがまま、なすがまま、を受け入れていこう。

そう思うだけで、少し風向きが変わり出し
色んなものが、好転し始めた気がしました。

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ルール3)でも諦めない

こだわりは捨てる。
でも、自分がやりたいことは諦めないことにしました。

すぐには上手くいかなくても、時間をかければいい、
そのくらいに、思うようにしました。

がんじがらめに諦めないのではなく、
軽やかに諦めない。

そんな感じで続けていくことにしました。
すると、ほんの少しづつ、変わっていくような気がして
心が元気になる実感を持つことが出来るようになりました。

まとめ

心が折れそうだ。
そう思ったときには、

心に意識を集中するよりも、
頭の中の思考の方法に集中する方がいい。

精神論で心を鼓舞するより、
テクニックで思考をコントロールしてあげて、
いつの間にか習慣になっていた。

そっちのほうが、上手くいくと思うのです。

それが、
心を筋トレするということではないかと思います。

どんなどん底を乗り越えても、
また新しい困難はやってくるものです。

だとすれば、心を上手に筋トレしてあげて、
今回はしんどいけど、次回はそれほどでもない。

そんなたくましい心を持てたらな
人生が楽に楽しくなりそうです。

それは他ならぬ、思考をコントロールする
術を身に着ける事だと思うのです。